先日、国税庁より平成25年度の電子申告の利用率が発表されました。法人税申告における電子申告の利用率は67.3%、個人所得税申告の電子申告の利用率は51.8%となっております。

だいぶ普及してきたかなと思う反面、意外とまだまだ電子申告されていないんだなと感じました。

電子申告より『e-Tax』とういう、言葉の方が馴染みがあるかもしれません。

e-Taxとは『申告・納税に関する国営オンラインサービスシステム』の呼称であり、正式名称を国税電子申告・納税システムといいます。e-Taxは2004年から運用が開始されていますので、既に10年もの運用実績があるのですが、普及してきたのは、ここ数年から5年以内でしょうか。

電子申告の普及により、当事務所としましても業務の効率化が図られています。

実務的に、今までは、申告書に代表者や経理責任者の自署押印が必要となるため、税務署、県税事務所、市役所、各提出用・控え用のサインと印鑑が必要でした。

また、税務署や県税事務所、市役所にその書類を提出する必要があるため、足を運んだり郵送手続きをしていましたが、電子申告の普及により、パソコンから送信するだけで、提出が可能となりました。

当事務所においては、10月申告分(8月決算)において、法人の電子申告率100%を達成できました。これにより、業務の効率化を図り、お客様によりよいサービスを提供できるよう努めていきます。