自社株の評価は動いています。タイミングを考えて譲渡すべきです。

先代社長は、経験が長く、ノウハウも持っています。
後継者は、時代を見る目、今後の先行きを読む敏感な目を持っています。
よく話し合えばうまくいくと思うのですが、意外とコミユニケーションがとれていない
ことがよくあります。

一例として、私は経営計画の立案を提案しています。先代社長と後継者と私の3人で
会社の経営について話し合います。
今後の世の中の流れ、自社を取り巻く環境の変化、自社商品の現状分析と今後力をいれていくべき商品。新製品の開発。販売先の検討、販売シャネルの検討、販促の手段の検討。等々を1年間かけて話し合う。

こうしてできた経営計画書を、私は府に中小企業近代化促進法の認定企業にしてもらい、
政策金融公庫の別枠融資を4億円借り入れ、社長の交代をし、退職金を2億円取ってもらう。他で銀行借り入れを返済する。このときの自社株の評価額はゼロに近い金額となる。
この時に後継者に売却すればよい。