相続税の申告で、重要なポイントは2点ある。

①、名義預金・名義株の処理である。
  おばあちゃんが、孫の名前で預金をし、私が死んだら、孫にあげる。というものであ   る。通帳はおばあちゃんが持っており、孫は知らないというものだ。
  又、お爺ちゃんが、株式を孫の名義に変更したが、株券はお爺ちゃんが持っている。
  数十万円から、数億円まである。
  贈与したのか?名義を借りただけなのか?問題となります。
  最近の税務調査でも、重点調査項目となっているようです。

②、土地の評価です。
  資産家と言われる人達の、資産の大半は土地です。
  この土地をどう評価するかで、納める税金が大きく変わります。
  我々税理士が最も時間をかけて力をいれているところです。
  路線価は有名ですが、そこからいくら引き下げられるかが、税理士の能力によるとこ   ろが大きい。
  税理士により、大きく税額が変わるのはこれによる。