昨年の10月ぐらいから、セーフティネット保証5号認定をとって、借入をする会社が増えている。認定には、次のいずれかに該当する必要がある。

1.売上の減少
国の指定業種を行う中小企業者で、最近3か月間の平均売上高が前年同期の平均売上高と比較して、3%以上減少していること。

2.原油価格の上昇による影響
 1から3のすべての基準に該当すること。

国の指定業種を行う中小企業者で、製品の製造もしくは加工又は役務の提供に係る売上原価のうち原油又は石油製品(以下「原油等」という。)が20%以上を占めていること。
最近1か月の原油等の仕入単価が20%以上上昇していること。
物の販売又は役務の提供の価格(加工賃を含む。)の引き上げが著しく困難であるため、最近3か月間の平均売上高に占める原油等の平均仕入価格の割合が、前年同期の平均売上高に占める原油等の平均仕入価格の割合を上回っていること。
3.売上総利益率(または営業利益率)の減少
国の指定業種を行う中小企業者で、最近3か月刊の平均売上総利益率又は平均営業利益率は前年同期の平均売上総利益率又は平均営業利益率と比較して、3%以上減少していること。(最近3か月間の数値の算出が困難な場合は、直近期とその前期の決算書の数値に置き換えることが可能)


詳細はこちら
http://www.ktc.ksrp.or.jp/fn/safe5.html


ただ、一般的に借りやすいために、景気が戻った後には巨額な貸倒が発生するのではないかとの声もある。景気対策だから仕方ない?