今回の市議会議員選挙では、特定の候補者(税理士)を支援しました。国政選挙であれば、地縁・血縁の難しい立場に立たされないのですが、市議会議員選挙は様々なしがらみがあり「こちらを立てれば、あちらが立たず」で身動きができないので今までした。久々の選挙を手伝いながら次のことを考えていました。
(権利意識)
 地域代表を選ぶ市議選では「地域エゴ」の色彩が強いのですが、最近はずい分薄くなっていると感じました。ただ、一部政党のパンフには、受け狙いの文書があり、気になります。「医療費の無料化」「敬老祝い金支給継続」「市施設の使用料値上げ反対」など税収が減少している市財政状では増税以外選択肢がなく、所詮無理なことは周知のことであります。身勝手な要求な要求であります。
(愚民化はGHQ民生局の贈り物?)
 昭和20年、日本は無謀な戦争に敗れ、米国を中心とするGHQの占領統治を受けました。理想主義者が多い民生局のもとでの「日本を二度と再軍備できない、後進国とする」政策実行は、日本国民の生活にも精神的にも大きな影響を与えました。教育においては顕著であり、自律の国民を楽天的・自虐的歴史感の国民に変えた施策は見事であります。
(幻惑から覚めるべき)
 この半世紀は右肩上がりの経済成長に助けられ、日本国民は経済的には我が世を享受できました。しかしながら、特別待遇の時代は終わり、韓国・台湾・中国等々の経済成長著しい中で、国民に最大公約数の幸せをもたらすことは至難の業であります。国民もすでに「これまでと」周知のことでありますが、物欲のなせる業か「タダでもらえるものなら今のうち」と考えては、その後始末をする次世代に何と弁明するのか、日本の精神文化面の再構築が必要。
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