--子孫繁栄に大活躍? 進化のカギ「おばあちゃん」--との見出しの日経記事(2007・6・17)を読みました。なぜ、人間の寿命は長いのか疑問でしたし、伝説「姨捨山」・映画「楢山節考」の意味するものは何か?を今まで考えていましたが、答えの一つと受け止めました。
(おばあちゃん仮説とは)
 一般に「哺乳類の寿命は繁殖能力を失う時期と一致する」。なぜおばちゃんが存在するのか。例えば人類の祖先。ヒトあ他の類人猿に比べて、子供が一人前に育つまで長い年数がかかる。その間、母親は次の子供を産むことは可能だが、子供の世話にかかりきりになると、実際には難しい。だが、おばちゃんが子育てを手伝うと産める。食料採取や危険の察知など経験豊かなおばあちゃんの知恵も役立つという研究途上の説であります。
(うちのおばば)
 当家の祖母(おばば)は13年間リューマチで歩くことができませんでしたが、私と妹の世話には貢献していました。学校など一日の様子を聞き、質問には答え、少し遅く帰ると理由を尋ねてくれました。バイクで遅く帰ると事故にあったのか心配だったと涙を浮かべて心配してくれました。使い古した布があれば雑巾を縫い少しでも家事に役立とうとしていました。
(昨今の・・・)
 年金の話題が盛んですが、家庭での、社会での役割を担う気持ちがなく、現在の生活維持だけを願うだけなら、長生きに疑問を持ちます。何らかの社会貢献活動に参加するなど種の繁栄に貢献する気持ちが必要であります。過度に年金を求めれば求めるほど子孫の負担が増えるだけである現実を直視すべきであります。 
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