10日の午後は、長野県税理士政治連盟(税政連)の第2回幹事会が開催され出席いたしました。議題は、(1)次期役員選任に関する件、(2)臨時大会開催(平成19年2月7日)に関する件、であり提案とおり承認されました。
(高潔さを求める発言)
 今回、長野県では選挙によって県連の会長を選出しました。2名の候補者は税政連の役員であったことから、その役職を辞して立候補すべきであった旨の発言が二名からあった。当日該当の2名は出席しており、配慮の不足をわび、議事録に残すこととなりました。
(税政連の軸足はどこか!)
 税理士会・税政連・税協は、税理士法第一条が求める「独立・公平」の立場を堅持しなければならない。「官でも無ければ、民でも無く、公の立場が税理士の在るべき姿」とのことであるから、無償独占を認められている税理士だけが構成員である税政連の出す文章に慎重な点検を求める意見が出されました。立法への建議であってもその立法から負託されている役割への配慮が無いと、規制緩和の時代である現在、制度崩壊を自ら誘い込む危険があることに留意が必要であります。
(高潔さを求める事への憂慮)
 日本人は気配り上手で、争いを好まない国民性を持つ、唯一絶対の神を求める男性的な大陸・半島の国とは違い、海の彼方から昇る太陽にことさら神意を思う気質のある母性的な海洋国家である日本では、対立より調和を求めることを大事にしております。しかしながら、人は時代にあった指導者を求めます。厳しい経済情勢下、ボランティア集団ではリーダーに高潔な身の処し方を求めるのは当然としても、多少の余裕度は認められる対応があっても良いではないかと考えます。折々の議論を期待します。
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