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 13日横浜で、TKC全国会結成40周年記念 第38回TKC全国役員大会が開催された。大会テーマは 「 原点にもどれ、つかみとれ未来を! ~めざせ!中小企業のビジネスドクター~ 」であります。参加者は950名。


(久しぶりの全国大会)

 この3月までは税理士会の会務オンリーで、TKC全国会行事は6年ぶりとなりました。多くの知人・友人との再会はうれしく、式典の後のレセプションでは楽しい会話が続きました。業界人として育てて頂いたTKC活動を振り返り、感謝の思いと居心地の良さを感じる一時でした。


(大武会長のはなし)

 国家財政を支える税収は、所得税・法人税にある。その課税は個人・企業の所得をもっで税負担してもらっている。申告納税制度のもとでは、所得(利益)は複式簿記の正しい記帳が前提となる。健全な国家財政は個人と企業の業績如何であり、70%が赤字決算である現実は望ましいものではない。従って、税理士は顧問先を毎月訪問し、正確な複式簿記の記帳指導と黒字決算体質への転換させる経営アドバイスを実践することが社会的使命であり、日々繰り返される業務は日本国家を底辺から支える崇高な行為であることを自覚しなければならない。


(来賓あいさつ)

 今回の東日本大震災を想定外の出来事と責任回避をしている向きがあるが、歴史に学ぶなら大きな間違いである。日本では明治維新より約75年で太平洋戦争となり、その敗戦より約75年で東日本大震災が起きたことを偶然であるとすべきではない。
 震災復興のために全国税理士会員から7億2千7百万の義捐金が集まり、その70%を被災した会員へ、残りの30%は日赤に寄付されている。震災からの復旧・復興には中小企業の頑張りが求められる。当然、税理士には事業再建を支援する社会的使命がある。我々の行動をもって、第三の奇跡を起こす起爆剤と成らなければならない。



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