大事なのは簿記
3.4両日の高校生の職場体験受入が終わりました。お二人の生徒さんには「簿記を体で覚えなさい」これが商業高校卒業生の財産になると話しました。
(担当の先生には)
生徒に「簿記を体で覚えなさい」と言ったこととその理由について、様子を見に来た高校の先生にお伝えしました。その理由とは35年程前お二人の先達から教えられた。お一人は黒沢清横浜国大教授から「会計におけるラーメン構造」についてであり、お一人は税務署OBの上地税理士から「借り方・貸し方を本当に理解するのに10年かかった」との話しであります。
(簿記の素晴らしさ)
複式簿記は世紀の大発見。一つひとつの仕訳が正しければ、決算書は正しい姿になる。それは建設における一つひとつ張り構造がしっかりしていれば全体として強い構造になるとする「ラーメン構造」と同じ理屈であります。例えば、扮飾という不正があれば、全体にひずみが生まれる。税務調査ではこのひずみに気付くことで、脱税発見の糸口になるとお二人に教えから学びました。「小さなウソを言えばそのウソを隠すためにさらにおおきなウソを言わなければならない」とのことわざに通じる。
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