数年前に雑誌「歴史街道」に特集として「白洲次郎・正子」が組まれ、戦後の激動期に吉田茂元総理の知恵袋としてGHQとの交渉に当たった事実を知りました。いつか公開されているご自宅を訪れてみたいと思っていました。


(東京等での会議時に)

 遠方であり武相荘だけを訪ねるために出かけることは出来ませんので、東京周辺で会議があり土日を利用できればと考えていました。昨日その時がきました。小田急線鶴川駅を下車、江戸時代の農家を改装した武相荘を訪ねることができました。予想通り内装だけ洋風に改装した簡素な建物であり、イメージしていた晴耕雨読の生活スタイルそのものでした。


(書斎の見学)

 私は作家等の書斎を見学するのが好き、今回の武相荘では白洲正子の書斎を見ることができました。北向きの、四方の壁には床から天井まで本棚で、堀コタツになっている机の前に、障子窓があるだけのお部屋でした。終いの住み家にはちょうどいい大きさで大いに参考になりました。



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