政府のIT(情報技術)戦略本部が22日に決める工程表の全容が明らかになった。
(日経H22.6.21)


(3段階に分けたIT戦略の工程表)

1,短期(2010-2011年度)

 ・クラウドコンピューティングの特区創設
 ・メンタルヘルス総合情報サイト(仮)の開設
 ・薬剤研究データベースを設計
 ・デジタル教材を使った教育手法開発
 ・国際物流情報の共有システム構築

2,中期(2012-2013年度)

 ・高度道路交通システム(ITS)の運用開始
 ・「どこでもMY病院」のサービス開始
 ・行政サービス用情報端末を郵便局などに配備
 ・行政情報を原則、ネットで利用可能に
 ・国民ID制度を導入

3,長期(2014-2020年度)

 ・住民票などを週7日・24時間、入手可能に
 ・2015年度までに在宅型テレワーカーを700万人に
 ・次世代送電網の国内普及と海外展開
 ・50%以上の自治体で電子行政を実現


(言葉の意味)

ITS:交通渋滞の場所や長さ、合流車の接近といって情報を時間差なく把握し、渋滞を回避させたり玉突き事故などを防いだりする仕組み。

MY病院:個人の診療履歴をデータベース化し、全国どこでも同じ治療が受けられる。

クラウドコンピューティング特区:クラウドコンピューティングの普及に向け、「データセンター」の国内誘致を推進

行政サービス用情報端末配備:住民票や印鑑証明の発行や申請手続きができる端末を12年度から郵便局やコンビニに配備。一年中、24時間いつでも利用できる体制を構築する。

国民ID制度:国民や企業にID番号を割り当ててITサービスの効率化を目指す。



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