経営とは、社員外を幸せにする活動
9日は、TKC関心越会長野支部の生涯研修開校式(13:30)と支部総会(16:30)が松本でありました。生涯研修の講師は坂本光司法政大学院教授、演題は「日本で一番大切にしたい会社」でありました。その後、懇親会(18:15)に一時間参加し、長野に帰り、守成クラブの月例会に顔を出しました。
(企業経営とは・・・)
坂本教授は「企業経営とは、5人を幸せにする使命を持ち活動すること」と力説されました。その5人とは、
(1)社員とその家族の永続する幸せ
(2)社外社員(パート・派遣)とその家族の永続する幸せ
(3)顧客の永続する幸せ(現在顧客と未来顧客とを含む)
(4)地域住民の永続する幸せ
(5)株主・利害関係者の永続する幸せ
(その他の言霊)
・経営者は外部資源(税理士・社会保険労務士・司法書士)を内部化する、月額10万円の報酬を支払え。
・税制改正について、法の目的は平和であるが、法の改正は闘争である。
・親が厳なれば、子は孝なる。
・経営者に不満・不信を持つ社員は、お客さまからの満足はえられない。
・我々がしなければならないことは市場を創ること。市場創造力が必要。
・社員のモチベーションが高い会社ほど、利益率が高く、儲けている。
(支部総会では・・・)
過去の経験が意味をなさなくなった激動期で、特に長野県は全国ワースト2位の赤字率で、地元の中小企業経営者は苦しんでいる。そこで、職業会計人の成すべきことは、
(1)中期経営計画による経営改善を支援し、
(2)経営者に気づきとやる気を与える経営助言の実践を行い、
(3)経営者の計数管理能力向上を支援し
黒字決算割合の向上という、企業の永続的発展に役立つ経営改善支援に邁進しなければならない。
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