日本税理士会連合会(日税連)ではその社会的使命(租税教育)をはたし、有為な人物を税理士業界に招くために、全国の大学で寄付講座を開催しております。私の出身校である日本大学にも、この春から池田日税連会長、山川東京会会長による講義をスタートとして、卒業生11名の税理士による寄付講座が行われました。


(税理士会の姿が変わった)

 父親が開業した半世紀程前の税理士会は、税務署退官者が半数(OB組)、会計事務所に勤務し税理士試験に合格した人が半数(試験組)の構成で野武士の集団だった記憶があります。今二世が多いこともありますが、大学卒業後試験合格した人が増えてきています。そこで、出身校別に集団化を行い、切磋琢磨する動きが出てきました。


(創立総会)

 私は、長野県税政連幹事長の「山川日税政会長(東京会会長)に会えるから」とのお誘いを受け、これも県税政会長の役割かと考え、今春4月19日の日本大学税理士桜門会設立総会に出席しました。連絡の都合か、地方からの参加者は少なく、会長一任の役員人事では私も役員の一人となりました。


(組織の活性化)

 強制加入の税理士会では、その中心性は「租税正義の実現」ではありますが、以前はともかく現在は熱い情熱(帰属意識)が維持できていない気がします。従来のOB組・試験組でもまとまりはでません。そこで、出身大学別の組織化構想が生まれたのかと考えます。出身大学対抗の研究大会開催構想もあるとか、今後が楽しみです。


(参加者募集)

 個人情報保護から税理士の出身校は公になりません。個々の申し出及び推薦によるお誘いしか会員拡大ができません。組織活動は多くの参加者が集いその中心が熱くなることで運動が活発になるものです。これまで早稲田・慶応・中央・明治・日本・法政と組織化が進んでいます。どうか卒業生は奮って活動にご参加下さい。




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