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　毎月第二水曜日は「経営力育成実践講座」の開催日、今月は８日、テーマは「金融機関の格付け改善策」で、講師は中小企業診断士の小林和宏先生。格付けソフトの説明は有限会社DigitWorksの対馬明美さんでした。


（金融機関の格付け）

　講師の小林先生は地元信用金庫融資部に勤務されていた経験から、融資判断を行う立場からの説明を頂きました。決算書を実態バランスに組み替え、企業の姿を見極めることが融資担当者であり、その立場から企業が改善できる１０のポイントを指導いただきました。


（格付けのシミュレーション）

　対馬さんからは、自社の決算データをエクセルシートに入力すると、一般的な格付けが算定できるソフトを提供いただきました。小林先生から指導された１０ポイント（定量分析）を改善するとすれば金融機関からの評価が変わることを、参加者に確認いただきました。


（参加者の手許には）

　過去３年間の決算書データをご提供いただいた参加者には、中期経営計画書と格付け表を配布しました。講師の説明を聞き、自社の現状を理解し、明日からのアクションプランを立てていただく実践的セミナー企画が進行しています。


（次回のテーマは）

　正月１２日では人事労務「人事制度をリフォームする」をテーマに、社会保険労務士傳田清一先生にお願いしました。就業規則の不備により、賃金未払いの請求、セクハラなど微妙な問題から企業経営の立場をリスク発生を回避する手法を学びます。自社の就業規則を見直す好機であります。ご参加をお待ちしております。



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