信州の真冬の朝はマイナス5度以下です。日中もプラスにならない日もあり、風があれば体感温度はもっと下がり、2月の中旬までこの寒さは続きます。総務省の平成21年度の全国消費実態調査が公表されました。貯蓄を取り崩す世帯が増えている厳しい現状が明らかになりました。


(家計貯蓄・借入 初の減少)

 7日の日経の見出しは「家計貯蓄・借入 初の減少 雇用や所得厳しく 若年・高齢者中心 高額消費も敬遠」とあります。1世帯当たりの貯蓄額は1521万円、前回調査と比べると2.2%減。60歳以上の二人世帯では2千万円を超えていますが、同じく減少傾向にあります。

総務省 全国消費実態調査  http://www.stat.go.jp/data/zensho/2009/02index.htm

(景気への影響は)

 日経は「企業も大量の現金を抱え込み、金融機関からの融資は低迷している。企業に加え、家計バランスが膨らまない状況が続けば、お金の流れを通じた経済活動の活性化は見込めない」「家計にお金が回るような状況にならなければ、デフレからの早期脱却も難しい」としている。消費の落ち込みだけでなく、生命保険契約の見直しが増え、21ぶりの低水準とのこと。


(老後資金3千万円)

 安心の老後生活には、年金にプラス自分の貯蓄3千万円とすれば、平均家計では1千万円足りない、どうするかが課題。景気が厳しい中で、現金収入を得る道、働く先を捜す、土地が有れば駐車場などを考えなければならない。さりとて、入居見込みの無いマンション・アパートは返済資金・維持費で一層生活苦になる。老後生活にも健康な体力と知恵が必要ということか。



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