なぜ佐久長聖高校駅伝部は日本一になれたのか
3月7日、八十二銀行のセミナーがあり、講師は両角佐久長聖高校駅伝部部長でありました。両角先生は4月より母校東海大学の陸上部に移られるとのことで佐久長聖高校駅伝部部長としては最後のお話しとなりました。先生の指導力は箱根駅伝で走者20チーム200人の内11名と他に抜きん出た卒業生を育て上げた伯楽であります。選手が強くなるための最低限必要な3条件 選手 環境 指導者 とのことで、配布されたデジメからポイントを拾いました。
(強くなるために選手に求められるもの)
1,忍耐力
2,礼儀
3,自己管理能力
4,変化する力
5,感性
6,自己超越
(優れた選手に共通しているもの)
1,「こいつかわっているな」とか「面白い奴・変な奴」的な所がある
2,他人の悪口を言わない
3,弱音を吐かない
4,頂上体験や至高体験がある
5,親から自立している(高校生にしては)
6、時間にルーズでない
7,約束やルールを守る(責任感が強い)
8,ポジティブ(プラス思考)
9,感性が豊か
10,考え方や行動が変化している
(環境とは)
「与えられた環境で強くなる」はそれぞれのチームに与えられた使命です。関係者は、変えられる物は変える、変えられない物は受け入れる、というスタンスを持ち良い環境を目指さなくてはいけません。「環境は人を育てる」と言います。
(強くなるために指導者にもとめられるもの)
(指導者の資質)
1,情熱 指導者のやる気こそ!
2,使命感 「選手との縁との出会い」に感謝し必ず「育ててみせる」
3,洞察力と迅速な判断力 先を読み、素速い決断
4,謙虚 「おかげさまで」を忘れない
(指導者のあり方)
1,「してみせる」ことの重要性(特に挨拶や掃除)
2,自分の器で選手を閉じこめない
3,周囲の批判に屈しない
4,ライバルもグランドを離れれば仲間
5,妥協をしない
6,最も身近な仲間を大切にする(学校の同僚先生・地域の方々)
7,「真似事」ではすぐに限界が来る
(選手の育成につながる自己研修)
1,選手の「表現したいこと」をうまく受容できる能力
2,選手の運動能力・理解力を把握し、それに合わせて個々を必ず伸ばす能力
3,選手にやる気を起こさせるような適切な刺激を与える能力
(4つの敵)
「選手」「親」「学校」「自分」 この四つのいずれか一つでも負けたときに自分は敗北する。
以上は、事業の経営者にも言えることで、自分も自身の有り様を見直し、良き方向に変化させていきたい。感謝。
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