ある女性営業担当の会話 女時について
先日営業訪問に訪ねてきた女性との会話で「女時」について誤解をまねきかねない言い回しをしたのでここで訂正したい。
(会話の内容)
今は「女時」であり、男女共同参画で「%条項」が叫ばれている時代は女性が恵まれている。例えば、50人の男女が同じ入社したとし、役職になれる確立が20%だとすると、男女ともに10名となる。勤めている会社が管理者に20%は女性とする「%条項」を内規で持っている場合(官庁にはある)、女性の選択肢に専業主婦・共稼ぎでも育児優先・介護優先などの諸事情で仕事に専念できる確立を三分の一だとすれば、余程健康的に問題がなければ管理者になりたい人はほぼ100%なれる。
(女時とは)
能を完成させた平安時代の世阿弥は、能の修行では「男時(おどき)と女時(めどき)」がある」として、修行が伸びる・ツキのある時を「男時」と云い、修行の成果がなかなか現れない時を「女時」としたと云われています。とすれば、先日の会話は、現在の経済低成長期で「女時」と云うべきときであるが、男女共同参画のもとでは女性の努力は恵まれやすい環境にあると限定的に言うべきであった。
(話しは誤解を招かないように)
職業柄、誤解を招く話し方を避けたいのですが、余り条件を付けて話すと分かりにくくなる。今回も「男時と女時」の語意の説明をせずに、話したのですが、話し終えての女性の反応に一抹の不安を覚えました。「仕事への意欲が弱くなっていましたので、いま仕事への元気を頂きました」と感謝されたが、「女時」を勘違いしていることを帰った後で気づきました。ゴメンね!
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