私は機能重視の働く車が好きで、タクシーではロンドンタクシー・NYのイエローキャブに関心があります。うれしいニュースとして「ニューヨーク市の「イエローキャブ」の愛称で親しまれているタクシーに、日産のミニバン「NV200バネット」が選ばれた」との報道があり、日本の工業製品が選ばれたことに喜びを感じています。


(タクシー仕様)

 タクシーは走行距離30万キロ以上・エンジン乗り替えてでも使われるので、堅牢さと経済性・機能性が追求され、一般に、量産車種・営業車として足回りのしっかりしたシャーシーを持つ車が使われています。日本ではクラウン・コンフォート・セドリック・クルーなどであります。しかし、最近の燃料費高騰で様子が変わってきました。プリウスなどのハイブリッド・カーのタクシーが目につきます。


(燃費リッター38キロ)

 あるタクシードライバーから「プリウスの堅牢さは未知数で、使ってみた結果でないと分からないが、経営の苦しいタクシー会社にとって、初期投資が高くても、燃費の良さは魅力的」と聞きました。燃費を売り物にしているハイブリッドには車体の軽量化は命題であります。自家用車としては良くても、タクシーのようにハードな使い方で30万キロ持つのか、バッテリー交換時までに投資効果が成り立つのかなど興味のあるところであります。


(タクシーの命)

 タクシーは都市部のタクシー会社に新車として納車され、型式が古くなると町村部のタクシー会社に転売されていきます。さて、そのサイクルにハイブリッド車が乗るのか興味があります。ハイブリッドの心臓部であるバッテリーのリサイクルが可能か、車体の耐強度は維持できているかなど課題をクリアーできるのかであります。



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