今日から１６日までお盆休みになります。休みの前になると毎年考えることがあります。「よく此所まで来たな！」と感謝に似た思いをもちます。生来虚弱で、いつまで元気でいられるか、「３０才がいいところかな！」と考えていましたが、還暦を超えています。


（振り返れば）

　体を作ることが第一で、大学まで来ましたが、二十歳で考え方を変えました。なんとなく成り行きで生活してきたのを「自分は所属する集団でそこそこの成績をキープできるのなら、いい集団を選んでいきた」と考えを変えました。公認会計士受験でスパルタ教育をしていた「東京CPA専門学校」に入り、勉強方法を教えて頂き、卒業年度に二次試験をパスしました。


（三高寮歌のフレーズ）

　三高（京大）寮歌のフレーズに「友を選ばば　書を読みて　六分の侠気　四分の熱」があります。友達を作るとしたら勉強家で、６割くらい義理人情を重んじる心を持ち、あとの４割は情熱がある、自分をいつも高める人物がいいとの事であります。


（益者三友）

　先日郵送された日本経営合理化協会のパンフには「「益者三友」とはいつの時代でも当てはまる心理です。「直きを友とし、誠を友とし、多聞を友とするのは益なり」というように、剛直な人、誠意のある人、誠実を通す人と付き合い、また、そこに身を置くことによって自らも努力するようになり、徳が得られると言っています」とありました。


（幸いに）

　私は受験仲間に助けられ資格を得ました。職業人としては、ＴＫＣ活動を続け、剛の人物に接し、道を誤らないでこの年まで仕事を続ける事が出来ました。「友を選ばば」と「益者三友」の言霊のおかげであります。これからはこれまで育てて頂いた先達に感謝する意味で「剛の人物」として生きて行ければと願っています。




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