大阪W選挙で思うこと
先月27日の大阪W選挙での橋本徹氏を代表とする大阪維新の会が勝利した。60%の投票率であったことに一地方選挙の結果として歓迎したい。
(政治に関心を)
今、マスコミでは、「年金の支給年齢引き上げ」「高齢者向け社会保障給付拡大」「社会保障 働き盛りに重圧」「働く世代の負担限界に」と、高齢者優先する政策決定の報道を目にすることが多い。少子高齢化時代における財政難を前提とする社会保障改革を論議すべき時に異様な動きである。
(投票率の高さ)
政策決定は国民の声が後押しがあってなされる。組織票と高齢者の投票行動が高いことを前提とする政治家の行動は、国家百年の計をにとって誤った方向に向かう。大阪で起きた60%の得票率は、既成政党の政策決定へのプロセスに大きな警鐘を与えた。
(強いリーダーシップを期待)
「独裁」との言葉が使われ、多くの支持を得ているが、歴史から学べば不安を覚える。国民の窮乏をよそに政党が党利党略に明け暮れ、軍部に政治を奪われ国を破滅させた戦前の教訓をどう考えているのか。既成政党がしっかり時代を見ていなければ、国民の支持が得られず、小さな政党が乱立し、もっと政治が乱れて行くことになる。
(今、カジを切らないと)
大阪での高い行政改革への期待の高まりを大事にしなければならない。破滅に向かっている日本を救うラストチャンスなのかもしれない。そこで、既成政党の内、民主・自民両党に強いリーダーシップを期待したい。小さな事柄に終始しないで、大同つまり、利己主義でなく相互扶助を実現させることを目指し、支持母体を気にしないで、共に社会変革に取り組んで欲しい。
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