長野県は山国ですので、中山間地と呼ばれる谷間の集落があり、谷の人々をお客とする企業があります。昨日、谷間のお客さんが訪ねてきました。


(限界企業)

 売上規模は小さいが、借金はゼロで、年金受給者でありますから営業は継続できます。昨日の相談は「これからどうしたらよいか」との経営相談なのです。預金の食いつぶしの程度によりますが、先ずは廃業が正解。お取引のお客さんに変わりになる店があるか否かとオーナーの生き甲斐次第では営業継続もありか。


(結論が出ない)

 山間地は少子高齢化が進み、高齢者だけが住む限界集落がほとんどであります。会計事務所に期待されるのは経営相談ではなく、如何に老後を過ごすかの人生相談になっています。銀行も撤退して、農協が残るのみです。公共工事が少なくなれば農業以外の現金収入はありません。


(時代に合わせる)

 これまでは、国の農業政策・治山治水事業で生活ができましたが、これからは何もない山間地で一定の生活レベルを求めるのは無理。近くの市町村に仕事を求めて移る以外道はない。後は廃屋と荒廃した農地が残り、それからは原野に戻っていく事になります。



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 なお、私からのメッセージは・・・・・