地方都市の地主の悩み
27日(火)午前11時に、丼もの・カレー・定食の松屋が長野駅東口近くに開店しました。土地所有者はJR長野駅再開発七瀬土地所有者の会メンバーであり、客の入り込みを心配そうに眺めていましたので立ち話をしました。
(難しい土地利用)
立地はJR長野駅近くで主要幹線道路にありますので固定資産税は高く、余程の利回りとテナントの定着が期待できないと困るとのこと。
・長野駅東口から少し離れているのでオフィスビルでは入居者が集まらないし、駐車場スペースが足りない。
・集合住宅・アパートでは利回りが悪く、入退去での補修費用が高く、管理の手間を厭う。
・フランチャイズ・チェーンの加盟店となって事業をやるには年をとりすぎている。
・コンビニでも良いが、撤退した後同じ賃料を得られるテナントはなかなかない。
(そこで出た選択は)
賃料はそこそこだが、店舗経営はフランチャイズ・チェーンに親会社が行う「松屋」に貸したとのことであります。人口38万人で駅前再開発地区でもあるので、交通量と居住者の増加が見込まれることが、その決断の理由でありました。駅周辺でも土地活用にこれ程迷うのも、確かに「不動産」の字句の示すとおり長期間の展望をその視野にいれなければ、大きな損失を背負うことになる。地主の悩みは尽きない。
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なお、私からのメッセージは・・・・・