個人の確定申告が終わり、お彼岸が過ぎるとようやく信濃にも春が来た気がします。今年は、善光寺本堂の最低はマイナス16度と、雪が少なかっただけに乾燥して寒さが厳しい年でした。


(でも昔とは違う)

 確かに暖房が無い善光寺はマイナス16度ですが、事務所の室内温度は20度であり、着るものは薄くても保温効果の高い素材で昔のように着ぶくれではなく快適です。50年前の私は一年の半分はカゼ・鼻炎で悩まされていましたが、衣食住の生活環境改善で無事に過ごしています。寒さで体調を崩す人は確かに減っています。


(春を待ち焦がれる)

 生活環境が悪かった昔は、特に、高齢の方は最高気温が0度に達しない真冬日の数カ月を耐え、芽吹きの春を迎え「やっと今年も冬を越せた、これでまた一年生きられる」と感じたのでしょうか。春の日差しを感謝の気持ちを持って迎え、冬眠から覚め活動の時を迎える喜びを感じたはずです。


(今は、よい時代に住んでいます)

 降雪量も少なくなり、地元長野市では道路が真っ白になることは少なく、多少の不自由さを除けば暖かい地方と変わりはありません。日常生活・経済活動も冬タイヤのおかげで車は動きます。昔の朝第一の仕事は、車のエンジンをかけることでありました。今はバッテリーが良くなり、昔の苦労を知る人が少なくなっています。


(湯治の文化はすたれている)

 長野には湯治湯がたくさんあります。春から秋までお天道様とともに働き、秋の収穫を終えると、体を休めるために温泉で長逗留する習慣がありました。土木業であった祖父母も凍結で仕事にならない冬場は旅行に出かけていました。今は稲作専業の方だけに許されることで、後は湯治には出かけていません。でも、一線から離れたら湯治もいいかもしれませんと考える今日この頃であります。



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