第三土曜日はNPOシニアの会定例日、今回は社会保険労務士で産業カウンセラーである傳田清一先生に「シニア世代の人間関係づくりと心の健康について考える」と題して講演を頂きました。


(健康寿命)

 平均寿命はよく知られているが、日常生活を自力で行える健康寿命についてお話しがありました。

 女性の平均寿命は86才で健康寿命は80才、介護期間は6年、
 男性の平均寿命は78才で健康寿命は77才、介護期間は半年位、

 人の世話になる介護期間では、圧倒的に女性の方が長いことがわかり、男性の方が精神的にも生態的にも弱いことを知りました。

・体力のピークは30才、体力の衰えは55才から
・精神力は定年後数年で友人が少なくなり、老いる。


(人間関係づくり)

 老いても多くの方と友人関係を維持するには、好かれる自分であるか否かを知ることから始まる。先ず、「自分は誰?」を紙に書き出す、「私は男性である」、「私は行動的である」等々を思いつくまま、3分間書き出す。書き出した数が多い程、豊かな老後を迎えられる。


(心が豊かになる方法は)

1,様々な経験を積むこと。
2,他人の云うことをよく聞くこと。
3,鏡を毎日見ること。鏡には他人も含まれ、アドバイスをくれる人を増やすこと。


(その他は)

健康寿命・人間関係づくりの外、リラックス法(体の・呼吸法)、話の聴き方、良い眠り・・・についてお話しをいただきました。平均寿命まで健康で生活するにはそれなりの準備が必要であることを教えて頂きました。
皆さん、明るいシニアライフを迎えるに、まだ時間があります。間に合います。どうか、生活の見直にお励み下さい。



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 なお、私からのメッセージは・・・・・