神戸市の税理士、入江会計事務所の入江順也です。

ある総合病院で歯科患者の歯の詰め物に使われる貴金属を売却し裏金としてしていたことが発覚したそうです。
　

歯科治療の際、金や銀、プラチナなど詰め物を交換してもらうことがありますよね。


取り除いてもらったこれらの金などは本来は患者に所有権があるため、処分の方法を尋ねられるかと思いますが
あまり持ち帰られる方は少ないですね。


その場合クリニックにて処分をお願いしますが、金属はリサイクルして再利用されるため換金価値があります。


リサイクル設備を持たない歯科医院はこれらの金などが一定の量になった時点で専門の業者に売却されます。


会計担当者はこの存在について把握しておらず、売却金額は病院の収入として記載されることなくプールされていましたが、買取業者との書面が発覚したことにより表に出ました。

８年間で１５０万円のプール金とのことなので、1年当たり２０万円弱です。


まあまあの小遣いだったわけですね。


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