「オススメ展?オススメ店の変換ミス?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
 今日ご紹介するのはオススメの展覧会です。

 先日、事務所スタッフと一緒に「第63回 示現会展」を見てきました。
 示現会(しげんかい)という洋画家団体が主催する展覧会で油絵・水彩画・版画など、80点くらいが展示されていました。


 素人目にまず驚くのは、作品の大きさ!
 大人の身長くらいありそうな作品がそこかしこにあります。
 美術展の会場の大きさと、作品の大きさの迫力は圧倒的で、会場に足を踏み入れた瞬間から感動しました。


 こうした大きな作品は、構想が固まると、一気に描くそうです。
(一気に、といっても、2-3ケ月の作業になることも多いのだとか)

 油絵や水彩画の場合、大きな作品は脚立に登って!絵筆をとるそうです。
 絵を描くというと優雅な感じがしますが、多くの時間と大変な作業(重労働?!)を経て完成するものなのですね。

 また大きな絵は、搬出も大変な作業で、斜めにして傷つけないように運搬するようです。
 さらに、傷をつけないためにベランダの枠も外して搬出するとか?!

 どの作品もすばらしいものばかりです。

 美術の才能は、

 天性の感覚、他人にない感性、日常生活でものを見る力、感じる力・・・・

 といった、他人とは一味違う才能と、他人と競い合い成長し続ける努力の上に成り立つものなのでしょうか。

 そんなことを感じました。


 会期は4月12日(月)まで。国立新美術館にて。
 入館時間は10時~18時(最終日は15時閉会)ですが、9日(金)は20時まで入館できるそうです。いずれも閉館時間30分前までに入場してください。

 入場料は700円でした。


 すぐ近くの東京ミッドタウンは桜が花盛り。
 桜もいいけれど、少し足をのばして素敵な美術をゆっくり眺めるのもいいものですよ!