先日のセミナーにて、「会社設立」をテーマにお話させていただきました。


 さて、そこでもお話いたしましたが、個人事業の方からすると、「法人成りして会社形態にするか」「それとも個人事業のままにしておくのか」判断に迷うところだと思います。

 結論から言えば、「トータルに考えるべき」ということになります。


 まずは、節税の観点から考えて見ます。

 ここでは、事業者にかかる所得税と法人税の負担額を、単純に比較すればいい、というわけではありません。

 事業者にかかる税金関連事項を、トータルで検討してみるべきでしょう。

 
 また、節税以外の観点からも、しっかりと検討するべきです。

 事業者にとって、税負担も大きな問題ですが、そもそも事業運営をしていかなければなりません。

 事業を運営するにあたって、個人事業形態がいいのか、それとも会社形態にしたほうがいいのか。
 また、仮に会社形態にする場合であっても、株主構成・会社組織の構成をどのようにすべきなのか。

 税負担からの検討と同じくらい、事業運営からの検討も重要です。


 以上、専門家の意見も参考にしながら、最終的に法人成りするのかどうか、考えてみてくださいね。



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