やっと暑さも落ち着き涼しい日が増えてきたので、週末は運動不足解消にとサイクリングに行っている。
昨今の自転車マナーが叫ばれる状況に肩身の狭い思いをしているのだが、車も運転する身としては車道を走る自転車の煩わしさがよくわかるので、板挟みの思いである。


窮屈な思いをしながら遠慮して走っても気持ちがよくないので、どうせならとサイクリングコースに行くことが多いのだが、同じコースに通っているとふと気づくことがある。
その日に走り始めてすれ違う方が挨拶をしてくれる日は、一日すれ違う方がほとんど挨拶をしてくれる。
逆に初めてすれ違う方が何もコミュニケーションが無い日は一日声をかけられることが多いのだ。


文字通りそこには挨拶の輪が広がっていることを実感できる。誰かが挨拶を始めれば、された側が次の人にも声をかけ、挨拶が広がっていく。
仕事では当然の挨拶だが、私生活でどれだけ積極的に挨拶できるかがその人の心を映しているように感じ、自分も実践していけたらと思う出来事だった。


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