今年は財務省のメルマガを注視しています、なぜならこのメルマガで税調の進行状況や審議の内容が確認できるからです。

政権交替で民主党になって一番よかったのは、この審議内容をオープンにするというスタンスです。
自民党の頃は税制大綱が発表されて初めて内容がわかるという状況でした。

その為に、我々税理士がひどい目に遭ったのは、不動産の譲渡損を損益通算できなくなった時です、あの時はたしか12月末に大綱が出て、譲渡損が通算できなくなりそうだと話題になり、3月の国会で1月にさかのぼって適用すると成立してしまった。
もう少し早くわかっていれば、クライアントに情報提供が出来たのに、我々には成す術もなかった。

そんなことがあったので、翌年の税制改正には気を使っています。
また、例年はこの時期の新聞記事に来年の税制はこうなると載ると真に受けていましたが、今年のように自分で審議の様子が判ると、あの記事はこの発表文書がネタだなとわかります。
内容についても、まだまだどっちへ転ぶかわからないのに、いかのもそのように決まったかの書き方です。

みなさんメルマガを取り寄せてみてください。

面白いですよ。


静岡県静岡市葵区横田町5-23
税理士 神戸 修
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