選択と集中 その2
投稿日:2010年10月09日土曜日 03時00分00秒
投稿者:岡村昭彦税理士事務所 カテゴリー: info
(「選択と集中 その1」より続く)
2000年代に入り、経済のグローバル化がいっそう進み、大企業に限らず中堅企業も世界で競争しています。グローバル市場での生き残りは「選択と集中」によるスピーディーな事業再構築であり、この点では日本企業は韓国企業に大きく遅れをとっています。2015年からIFRS(国際会計基準)が大企業に強制適用される予定です。グローバル競争がいっそう激しくなることも予想されます。
今回の携帯端末事業の統合は、東芝の「選択と集中」による事業売却(逆に、東芝は原子力事業ではウエスティングハウスを傘下に入れています)によって実現しましたが、この流れは、同市場において更に加速していくことが予想されます。
ところで、成熟した国内市場で事業を行う中堅、中小企業にあっても、「選択と集中」は生き残りのキーワードです。全国各地に存在する地場産業、オーバーカンパニー状態の建設業、オーバーストア状態の流通小売業など、国内市場が縮小する中で、同業同士生き残りをかけてお互いに手を組み事業統合を行うケースは今後増加すると思われます。(了)
(記事提供者:アタックス 丸山 弘昭)
2000年代に入り、経済のグローバル化がいっそう進み、大企業に限らず中堅企業も世界で競争しています。グローバル市場での生き残りは「選択と集中」によるスピーディーな事業再構築であり、この点では日本企業は韓国企業に大きく遅れをとっています。2015年からIFRS(国際会計基準)が大企業に強制適用される予定です。グローバル競争がいっそう激しくなることも予想されます。
今回の携帯端末事業の統合は、東芝の「選択と集中」による事業売却(逆に、東芝は原子力事業ではウエスティングハウスを傘下に入れています)によって実現しましたが、この流れは、同市場において更に加速していくことが予想されます。
ところで、成熟した国内市場で事業を行う中堅、中小企業にあっても、「選択と集中」は生き残りのキーワードです。全国各地に存在する地場産業、オーバーカンパニー状態の建設業、オーバーストア状態の流通小売業など、国内市場が縮小する中で、同業同士生き残りをかけてお互いに手を組み事業統合を行うケースは今後増加すると思われます。(了)
(記事提供者:アタックス 丸山 弘昭)
- 記事投稿者情報 ≫ 岡村昭彦税理士事務所
- この記事へ ≫ お問い合わせ
- この記事のタグ ≫