(前編からのつづき)

・ダイレクト納付
 ダイレクト納付とは、事前に税務署に届出をしておきますと、e-Taxで電子申告を送信した後に、届出をした預貯金口座からの振替により、簡単なクリック操作をするだけで、即時又は期日を指定して納付することができる新たな納付手段です。
 国税庁では、平成21年9月から、このダイレクト納付を導入しております。
 このダイレクト納付には、これまでの電子納税の利便性にくわえ、
 ①インターネットバンキングの契約が不要
 ②即時又は期日を指定して納付手続を行うことが可能
 ③税理士が納税者に代わって納付手続を行うことが可能といったメリットがあります。

 これまでは、納付をするためには、銀行、郵便局等の金融機関へ出向いて納付するという手続が必要でしたが、ダイレクト納付では、自宅や会社、事務所などのパソコンを通じて、即時又は期日を指定して納付することができるようになります。
 インターネット公売も含め、これらのITをフル活用して、国税庁では納税者の利便の向上を図っております。

(注意)
 上記の記載内容は、平成23年2月8日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。