確定申告は税金を納めて完了することはいうまでもありません。
 所得税の納期限は申告期限と同じ3月15日、消費税の納期現は3月31日までとなっております。
 税務署から納付書の送付や納税通知書などのお知らせはありませんので、納期限までに最寄りの銀行や郵便局、所轄税務署に出向き納付しなければなりません。
 納期限を過ぎてしまいますと無駄な税金を払うことになりますので、くれぐれもご注意ください。
 また、振替納税を利用している人は、確実に銀行口座から引き落されるよう、あらかじめ指定口座の残高を確認し、振替日の前日までに納税額に見合う預貯金額を用意してください。

 今年の振替日は、所得税が4月22日(金)、消費税及び地方消費税が4月27日(水)となっております。
 1円でも足りないと振替ができないことになり、納税のために延滞税も加えたところで銀行や税務署に足を運ぶことになってしまいます。
 したがって、納期限までに納税できないと、納期限の翌日から完納の日までの間の延滞税と本税をあわせて納付することになります。

(後編へつづく)

(注意)
 上記の記載内容は、平成23年2月12日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。