(前編からのつづき)

 人数では、従業員の多い「商業」と「個人サービス業」が大きく、雇用者ベースでみて、この2部門で55.9万人と48.7%を占めております。
 他方、装置産業である「工業用原料(軽工業)」、「同(重工業)」及び「エネルギー」部門の減少はそれぞれ0.7~1.4万人とわずかとなっております。

 以上のような試算結果を示した上で、労働総研は、『東日本大震災、国際的な金融危機、異常な「超円高」、「産業空洞化」の進行―こうした局面下、今求められているのは、全力を挙げた震災復興並びに労働者・国民の生活向上を通じて、内需主導の経済成長を目指すことだ。それに逆行する消費税の増税は、日本経済の再生の道を閉ざし、日本経済を“奈落の底”に突き落す結果になりかねない』として消費税増税に強く反対しております。

(注意)
 上記の記載内容は、平成24年3月19日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。