(前編)ニッセイ基礎研究所:消費税率引上げによる経済への影響試算!
投稿日:2013年01月04日金曜日 04時46分12秒
投稿者:岡村昭彦税理士事務所 カテゴリー: info
ニッセイ基礎研究所は、「消費税率引上げによる経済への影響試算(2013~2016年度)」を掲載しました。
それによりますと、2013年度は増税される前に個人消費、住宅投資の駆け込み需要が発生し、実質GDPは0.7%押し上げられるとし、駆け込み需要は年度末にかけて拡大し、税率引上げ直前の2014年1~3月期には成長率を前期比1.5%(年率6.1%)押し上げると試算しております。
また、2013年度から2016年度までの影響については、2014年度は駆け込み需要の反動減(▲0.7%)と物価上昇に伴う実質所得の低下による影響(▲0.7%)が重なるため、実質GDPは1.4%押し下げられるとしております。
さらに、実質GDP成長率への影響は▲2.1%と非常に大きなものとなるため、2014年度はマイナス成長となる可能性が高く、2015年10 月からの税率の再引上げが困難となる事態も考えられると指摘しております。
(後編へつづく)
(注意)
上記の記載内容は、平成24年11月21日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
それによりますと、2013年度は増税される前に個人消費、住宅投資の駆け込み需要が発生し、実質GDPは0.7%押し上げられるとし、駆け込み需要は年度末にかけて拡大し、税率引上げ直前の2014年1~3月期には成長率を前期比1.5%(年率6.1%)押し上げると試算しております。
また、2013年度から2016年度までの影響については、2014年度は駆け込み需要の反動減(▲0.7%)と物価上昇に伴う実質所得の低下による影響(▲0.7%)が重なるため、実質GDPは1.4%押し下げられるとしております。
さらに、実質GDP成長率への影響は▲2.1%と非常に大きなものとなるため、2014年度はマイナス成長となる可能性が高く、2015年10 月からの税率の再引上げが困難となる事態も考えられると指摘しております。
(後編へつづく)
(注意)
上記の記載内容は、平成24年11月21日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
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