(後編)ニッセイ基礎研究所:消費税率引上げによる経済への影響試算!
投稿日:2013年01月05日土曜日 05時18分15秒
投稿者:岡村昭彦税理士事務所 カテゴリー: info
(前編からのつづき)
具体的には、2013年度の駆け込み需要は、個人消費が2.5兆円、住宅投資が1.3兆円、合計で3.9兆円、GDP比で0.7%と試算しております。
2014年度は、2013年度の駆け込み需要と同額の反動減(GDP比で▲0.7%)が生じることに加え、消費者物価が2.1%押し上げられることに伴う実質所得の低下によって、実質GDPは0.7%押し下げられるため、2014年度の実質GDPの低下幅は▲1.4%とみております。
さらに、2015年度は、前年度の税率引上げの累積的な下押しに、2度目の税率引上げ(8%→10%)の影響が加わることで、実質GDPはベースラインから▲1.5%低下し、2015年度の引上げは10月からとなっているため、年度平均でみれば1%分の影響とみております。
2016年度は、累積的な影響に加え、2015年度(平均)に比べ消費税率が1%分高くなることから実質GDPはベースラインから▲1.9%低下するとしております。
(注意)
上記の記載内容は、平成24年11月21日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
具体的には、2013年度の駆け込み需要は、個人消費が2.5兆円、住宅投資が1.3兆円、合計で3.9兆円、GDP比で0.7%と試算しております。
2014年度は、2013年度の駆け込み需要と同額の反動減(GDP比で▲0.7%)が生じることに加え、消費者物価が2.1%押し上げられることに伴う実質所得の低下によって、実質GDPは0.7%押し下げられるため、2014年度の実質GDPの低下幅は▲1.4%とみております。
さらに、2015年度は、前年度の税率引上げの累積的な下押しに、2度目の税率引上げ(8%→10%)の影響が加わることで、実質GDPはベースラインから▲1.5%低下し、2015年度の引上げは10月からとなっているため、年度平均でみれば1%分の影響とみております。
2016年度は、累積的な影響に加え、2015年度(平均)に比べ消費税率が1%分高くなることから実質GDPはベースラインから▲1.9%低下するとしております。
(注意)
上記の記載内容は、平成24年11月21日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
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