野村アセットマネジメント



(前編からのつづき)

 しかし、制度説明後に改めて利用意向を聞きますと、説明前に「利用を考えていない」(25%)、「わからない」(50%)としていました回答の約18%ポイントが「利用・検討したい」に変化しております。
 また、本調査において非課税口座の投資商品を聞いたところ、全体では「低リスク型」、「低コスト型」への関心、若年層を除く層では「分配金ファンド型」への関心が高く、「リスクを抑制したリスクコントロール型」への投資意欲もみられました。

 初年度の投資額については、平均62万円で、全体の45%が「100万円」の満額投資を想定しております。日本版ISA利用意向者に限れば、64%が「100万円」の満額投資を想定しております。
 利用方法は、全体では若年・現役世代を中心に「毎月積立投資」による意向が4割程度(39%)、「ネットでの取引を行いたい」が3割程度(32%)と高くなっております。
 一方、シニア世代では「毎年一度、100万円の非課税枠を使い切るつもり」が3割程度ありました。
 今後の動向に注目です。

(注意)
 上記の記載内容は、平成25年5月16日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。