法人税の税率を引き下げるかわりに
繰越欠損金の控除を半減させる、といった意見が出ているようです。
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201029027.html
繰越欠損金の控除というのは、7年以内に出た赤字を黒字と相殺できる
といった制度のことで、赤字と黒字を繰り返す中小企業にとっては
税負担を軽減するための重要なしくみのひとつです。
今回の案が実現すると、
表向きは減税(とくに大企業)になるようでいて
実質は増税(とくに中小企業)になる、といった結果も考えられます。
今後の議論に注目したいと思います。