仕事が終わるのに2,3日かかる、とか
作業をするのに5,6人必要、といった
話を聞くことがよくあります。
たいした違いがないように感じますが
よく考えると数字には大きなが開きがあります。
例えば
一つの仕事で10万円の売上があるとすると、
終わるのに2日かかるなら1か月の売上は150万円、
終わるのに3日かかるなら1か月の売上は100万円、
と、1.5倍の開きが出ます。
同じように
1人の人件費が1か月20万円かかるとすると、
作業に5人必要なら1か月の人件費は100万円、
作業に6人必要なら1か月の人件費は120万円、
と、20%の違いが出ます。
経営数字におきかえると
どちらも大きな違いがあることが
よくわかります。
逆に考えると、
売上を伸ばしたり、人件費を削減する秘訣は
2,3日の仕事を必ず2日で終わらせる、
5,6人の作業を必ず5人で行う、といった
細かい点を徹底することなのかもしれません。