年末調整
2020年をめどに
年末調整の電子化が
検討されているようです。
報道によると、主な変更点は
1.銀行や保険会社が個人宛に発送している
各種書類を電子化して通知する
2.個人が会社に提出している各種書類を
インターネット上(マイナポータル)で確認できるようにする
3.会社で保管(調査のさい税務署に提示)していた
各種書類を、電子化して保存する
とのこと。
あくまで、書類の回収や保管の
手間が軽減されるだけで
最も大変な「年末調整の計算作業」から
企業が解放されるわけではないようです。
(金融機関は歓迎かもしれませんが)
むしろ「マイナポータルへのアクセス」や
「電子化のためのシステム導入」といった
新たな手間やコストが発生するような気もします。
「社会保険の負担が重い」
「消費税の税額控除がない」ことに加えて
「年末調整が大変になる」ことで
中小企業にとってますます
雇用のハードルがあがるかも
しれませんね。