事業再建中の社長とお話をする機会がありました。

赤字の補填で借り入れを繰り返しているうちに、

債務が膨張して資金繰りに息詰まったのが

事業が破たんした原因とのことでした。


今、当時を振り返ってみると、

①会社が危機的状況だという自覚が足りなかった

②事業が厳しくなったのは自分の責任という認識が薄かった

③アルバイトをしてでもおカネを返そうとする必死さが足りなかった

といった点が問題だったとのことで

自分の考えはすべて甘かった、とおっしゃっていました。


事業が厳しくなる会社というのは

不景気やヒット商品が出ない、という表面的な要因よりも

経営者の方の考えの甘さ、という内面的な要因によるところが

大きいのかもしれません。