弊事務所で事業計画書を作成する場合は

年間の売上や利益を設定するだけでなく

個別項目の積み上げも計算して、目標金額の根拠も検証しています。


例えば

「平均単価×1日販売量×稼働日数」で目標売上になるか

「平均時給×1日生産量/1時間生産量×稼働日数」で目標人件費になるか

といったことを調べています。


事業計画を検討する会議では

予め作成したエクセル計算式に

各部門責任者が発表した個別項目の目標数値を入力して

年間目標になるのかを全員で確認します。


年間目標に対する乖離が大きければ

各部門責任者に個別項目の改善を検討してもらい

全員で議論して年間目標に近づけます。


この取組みを続けていて、ひとつ気がついたことがあります。


個別項目の積み上げで年間目標を作成すると

社員の達成意欲も高まるようなのです。


先日もあるメーカーのお客様で

10名くらいの幹部の方々と3時間ほどかけて年間目標を作成したのですが

翌日からみなさんの意識が変化してきた、とおっしゃっていました。


自分たちの意見が反映された目標は

やはり思い入れが強くなるのかもしれません。


従業員の意識がバラバラでまとまりがない、とお悩みの経営者の方は

みんなで議論して事業計画書を作成するのがおすすめです!