「売上や利益の落ち込みを説明しても、社員に危機感が伝わらない」

という悩みをお持ちの経営者が多くいらっしゃいます。

確かに現場にいると自分の給与が減るまでは実感がわきません。


そんなとき、私は過去5年の貸借対照表の推移を開示することをおすすめしています。


業績の悪い会社は「現預金の減少」や「借入金の増加」となっていることがほとんどです。

雇用や賃金を守るために、現預金の取崩しや銀行融資を行ってきたからです。

しかし、現預金はいつか底を尽きますし、銀行融資にも限度額があります。

業績の悪化がこのまま続けば、コスト削減として給与に影響が出ることは必至です。


こういった内容を話すことで、初めて社員の方々も経営の危機を認識することができます。


全社員が一丸となるきっかけになるかもしれません。

一度、試してみてはいかがでしょうか。