先日、タクシーの運転手さんに景況感を聞いたところ

昨秋に比べて売上が30%近く落ち込んでいるとのことでした。


タクシー業界は平成14年の規制緩和によって新規業者が多数参入。

料金引き下げなどの競争が厳しくなったそうです。

その結果、歩合連動のとなっている運転手さんの賃金も低下。

その分を埋め合わせようと長時間の過労運転が増えたとのことでした。


「規制緩和といいつつ失業者をタクシー業界に押しつけているだけだ」

と運転手さんは国のたらい回し政策を批判していました。


そんな運転手さんの声が届いたのか先週「タクシー規制強化法」が成立。

新規参入や料金引き下げなどに対する規制が強化されました。

具体的には供給過多地域の台数削減が予想されているようです。


はたして運転手さんの不満は解消されるのでしょうか。

また話を聞いてみようと思います。