ある夜、サイレンで目が覚めました。

ベランダから下を見ると

6,7台の消防車やパトカーがマンションを囲んでいます。

まさか火災発生?と思いましたが

非常ベルが鳴るわけでもなく、こげ臭さも感じません。

ベランダから身を乗り出してみても

建物が大きすぎる(地上48階建て、総戸数871戸)ので

どこで何が起きているのかさっぱり分かりません。


仕方ないので私はすぐに着替えて外に出ましたが

外から建物を見上げても、どこにも異常はありませんでした。

消防士さんも大丈夫だと話していたので

安心した私は部屋に戻って寝ることにしました。

結局、誤通報だったのか30分くらいで消防車も帰っていきました。


自分が置かれている状況は、内部からは意外と認識できず、不安に感じます。

会社に所属している社員の方々も同じ心境かもしれません。

社員の方々が会社の経営に余計な不安を感じないように

第三者として客観的な情報をきちんと伝えることも

税理士の大切な役割だと思います。