英会話のジオスが破綻しました。

新生活スタートのタイミングと重なったので

授業を前払いしたばかり、という方も

多くいらっしゃるようです。


会社が破綻する原因は

大半が「資金ショート」です。

投資や経費の払いが先で

代金回収が後の商売(製造業など)は

資金繰りが厳しく

破綻するリスクが高くなります。


それに比べて

学校経営というのは

代金回収が先で

人件費や家賃は後払いなので

他の商売に比べると

資金繰りには余裕があると

いわれています。


また

収入の見通しがたちやすいので

それにあわせて経費を抑えれば

破綻もしにくいはずです。


それでも破綻したということは

経営陣の方々は

よほど先行きを強気または楽観的に考えていたのか

または懸念していたのに決断(コスト削減等)できなかったのか

意見がまとまらず時間を浪費してしまったのか

といった背景があるのかもしれません。


そう考えると

会社を存続させる経営者には

「冷静」「非情」「スピード」といった要素も

必要なんだと思います。