お客様は誰か
ドックフードをつくっているメーカーが
売上をアップさせるためには
誰に売り込めばよいでしょうか。
ドッグフードを食べるのは犬ですが
犬に売り込みをしても理解されそうにないので
効果はあまり期待できません。
ドッグフードを買うのは犬の飼い主なので、
飼い主に売り込みをするのは効果がありそうですが、
テレビCMや雑誌広告など莫大な販促費がかかりそうです。
しかも、小売店舗やネットショップなどがなければ
飼い主に直接売る機会がないので
スグには効果が出ないかもしれません。
それなら、ドッグフードを飼い主に売ってくれる
ペットショップの店員さんに売り込みをした方が
発注が増えて売上があがるかもしれません。
しかしペットショップに売るために
問屋を通す必要があるなら、
問屋のバイヤーに売り込むのが先かもしれません。
最終的に使う人(犬)、
最終的に買う人(犬の飼い主)、
最終的に買う人に売る人(ペットショップの店員)、
直接、買ってくれる人(問屋のバイヤー)、
のうち、誰が当社のお客様なのかを明確にすることが
売上アップのカギかもしれませんね。