事業承継
社歴が長い中小企業は
子供に社長を承継させるのが
自然な流れ。
ただし「なんとなく」手続きを
進めてもうまくいきません。
親の側は
「引き継がせたくて引き継がせるのか」
それとも
「引き継がせたくないけど引き継がせるのか」。
子供の側は
「引き継ぎたくて引き継ぐのか」
それとも
「引き継ぎたくないけど引き継ぐのか」
こうした話を数字を踏まえて事前に
打ち合わせておかないと後々トラブルになります。
「実はお前にやらせたくなかった。だから株は譲らない」
「親父がやれといったからやっただけ。じゃあ辞めさせてもらう」
こんな言い争いや
「息子のせいで赤字が拡大。俺の退職金が減ってしまった」
「赤字経営は昔から。他人のせいにするな」
こんなケンカをしてしまうと
ゆくゆくは経営にも影響が出てしまいます。
「こんなはずではなかった」と後悔しないように
事業承継の前に「親子で本音」を語り合うことが大切ですね。