税務調査で重点的にチェックされる

項目の1つが「売上」。

金額、売上日、内容、相手先等を正しく

帳簿につけるのはもちろん、

それを証明する

請求書や納品書、契約書などの

エビデンスもきちんと保管しておく

必要があります。


しかし現代のビジネスは多種多様。

先日の電話相談では

「オンラインゲームでアイテムを売っている」

という方から「エビデンスは何を残せばよいのか」

という質問がありました。

銀行口座に振り込みがあれば

金額や相手先は特定できるとして、

売上日(モノを受け渡した日。入金日とは異なる)や

内容までは証明できません。


メールでやりとりしたり、

ネットオークションで販売をした場合は

資料が残せるが

電話で依頼があったさいは資料が残らない、

ゲーム上でアイテムを渡した日を証明する資料もない、

とのこと。

結局、ノートや手帳に詳細を記録するくらいしかないでしょう、

という返答しかできませんでした。


証拠が残りにくいということは

税務調査もやりにくいということ。

そこに目を付けた悪質な業者が無申告で荒稼ぎ、

なんてことが今後は横行するかもしれませんね。