税金の滞納が続いているお客様の件で

税務署から「換価の猶予」を認めるとの

連絡がありました。


「換価の猶予」とは

"事業が継続できない"、"担保を提供するなど"

一定の条件を満たした納税滞納者に対して

延滞税を免除したり、担保を猶予する制度のこと。

納税者が申請して、税務署が認否を判断する、

という手続きになります。

https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/sonota/itiji_leaflet.pdf


今回のお客様は

担保らしい担保がなく

税務署との交渉は難航。

当初は「条件を満たさない」と

担当者も渋い顔でした。

それでも面談や電話で粘り強く交渉し、

どうにか良い結論を導くことができました。


ただし「換価の猶予」は

新規の税金滞納が発生したり、

約束とおりに税金を納税しないと

すぐ取り消しになってしまいます。

せっかくの交渉がムダにならないよう

今後も気を引き締めないといけませんね。