値段の決め方
値段は商売の命ですが、
「値段の決め方がよくわからない」
と悩む社長も多いようです。
値段の決め方には一般的に
次の様な方法があります。
1.コストで決める
コストを積み上げて
1個当たりの原価を算出し、
最後に一定割合の利益を乗せて
値段を決める方法です。
相場より高くなりがちで、
売れない値段になる可能性があります。
2.相場で決める
競合他社の価格や消費者の需要を参考にして
値段を決める方法です。
スーパーや百貨店に卸す場合は
上代(最終小売価格)に
小売店の手数料率を掛けて
下代(当社の納品価格)を
算出します。
1よりも低くなりがちで、
儲からない値段になる可能性があります。
3.損益分岐点で決める
1と似ていますが、
コストを変動費と固定費とに分けて
予想販売数量と損益分岐点から
値段を決める方法です。
不確定要素が含まれるのが難点です。
それぞれの値段を算出して
まずは違いを把握することから始めても
よいかもしれませんね。